2018年3月19日月曜日

「いっしょに楽しむ家づくりの学校 in SW鹿沼工場」


いつもは事務所で開催している家づくりのためのセミナー「いっしょに楽しむ家づくりの学校」ですが、先週の17日の土曜日は鹿沼にあるスーパーウォールの鹿沼のパネル加工工場で開催しました。


今回は工場での開催ですので、いつものセミナーメインではなく、見て体感するのがメインとなります。
特にウレタンの発泡実験では、原料の温度によって発泡の状態が大きく変わってしまい、いかにウレタンが温度にデリケートなのかが一目瞭然です。


よく、斎藤建設さんは何故スーパーウォール工法を採用しているのですか?と聞かれますが、工場で造られているので品質が一定のウレタンであること(性能にばらつきが無い)、湿度に強いウレタンであること(内部結露に強い)、形状安定性に優れていること(断熱材がが下がらない)事が理由です。


後は耐震面で、耐力面材にミシン目現象に強いOSBを使っていること(強い力を受けても釘に沿って面材が裂け難い)、アイディールブレーン社の制震テープを採用していること(繰り返す地震に強い)なども理由に上げらます。


しかし、どんなに優れた部材でも適切に使わなければ、正しく性能は発揮されません。
なので、断熱や気密、パッシブデザイン、耐震など、きちんとした知識、あるいは最新の技術を常に学んで、設計に落とし込めるよう努力をしています。
特に気密性能をきちんと出す施工などは、一朝一夕にはいきませんから、現場の職人さんと共に常に学んでいます。


このような、勉強会も開催していますので、是非、ご参加ください。
(工場内は写真撮影禁止なので手元写真です)

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